チック症状 大人〜私の残念な体験談
チック症状 大人
チック症状のまま大人になってしまうケースものも事実です。
私が働いていた職場にある日、派遣社員で当時40代後半のチック症状の大人の人が入ってきました。
その人のチック症状は、私もあまり見たことがない感じでしたが、
歩いている最中に軽くジャンプしたり、カラダを揺するような動作をする感じでした。
チック症状、大人の人の原因について。
その人は男性だったんですが、チック症状が大人になってから原因は、
仕事中の事故だったそうです。
彼はお寿司屋さんの見習いという事であるお寿司屋さんに入り、修行していた時、
出前中に単独事故を起こし、幸い大事には至らず、特に大きなケガもなかったのですが、
そのことを親方や、他の店員に酷く責められ、そのことが原因でいじめにあい、
結局その店を辞め、それから職を転々とした後、ウチの会社に派遣としてやってきました。
当時の事についてはすでに受け入れて、前向きに仕事を頑張っていましたが、
チック症状は大人になり、日々を重ねても治まらず、当時は事故のせいで、神経の障害なども心配して検査もしたようですが、
全く問題はなく、ストレスからチック症状になってしまったようです。
私の当時の職場の人のように、大人になってからも困っている人は多いと思います。
チック症状がある大人。職場ではいじられキャラ。
チック症状に大人になってから苦しめられていた彼を、職場でやはりいじる人間は多少いましたが、
ある意味、本人がチック症状について受け入れているせいなのか、いじられても笑って対応する彼の姿が、
同僚のを心に印象ずけたのか、彼の大人の対応に、気がつくと職場の人気者になっている彼がいました。
私もチック症状が大人になってからというか、成人してからもしばらく出ていたので分かるんですが、
本人がそれを気にしなくなれば、別に内臓的な病気ではないのでどうってことはないんだと思います。
運動性か音声チックのどちらかがある、私の場合は両方ですが、どちらかが1年以上続くものを慢性チック、
両方が1年以上続くものをトゥレット症候群と言い、私はこのトゥレット症候群というものだったんですね。
急に裏声を出したくなったり、首を曲げたり、顔をゆがめたり、このようなチック症状は大人になると受け止められて、
それを笑いに出来るような心の余裕も持てたりするんですが、子供の頃はそうじゃないですもんね。
そのことについて突かれると、ショックで落ち込んでしまったりが普通じゃないでしょうか。
私も、子供の時はどうして、人前で運動、音声のいずれか、あるいは両方を止められなくなるのか、
本当に不思議でしょうがなかったです。
あくまでも私の考えなので参考になるか分からないですが、チック症状も大人になると、
自分の中で受け入れれる部分がりますから、それこそ、周りにそのことでいじられても、
思い切って、あなたが思っている真実を相手に聞いてもらう、理解してもらうというのも一つかもしれないですね。
チック症状になってしまった経緯、精神的な事情を相手に話しても、あまり理解されない場合は、
そういう人間は大人としてどうなんだろうと反対に思いませんか?
そんな人、無理に相手しなくていくないですか?(笑